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令和 2年第 4回定例会−06月05日-03号

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  1. 遠賀町議会 2020-06-05
    令和 2年第 4回定例会−06月05日-03号


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    最終取得日: 2021-05-05
    令和 2年第 4回定例会−06月05日-03号令和 2年第 4回定例会      令和2年 第4回 遠賀町議会定例会議事録   令和2年6月5日 1.議長の氏名   仲 野 新三郎 2.説明のため出席した者の氏名・職    町長     古 野   修    副町長    行 事 和 美    教育長    中 尾 治 実    総務課長   池 田 知 致    行政経営課長 牛 草 英 雄    まちづくり課長大 場 繁 雄    会計管理者  桝 田 眞由美    税務課長   関   弘 光    住民課長   藤 井 紅一郎    福祉課長   川 波 和 弘    健康こども課長田 中 義 行
       都市計画課長 宗 岡 卓 也    建設課長   木 村   晃    生涯学習課長 牛 草 弥 生    学校教育課長 田 中 賢 一    駅周辺都市整備推進室長           福 島 賢 二 3.書記の氏名    岩 本 武 志 議会事務局長    野 口 健 治 事務係長 4.議員の出欠 (出席 /・ 欠席 △) ┌──┬───┬───────┐┌──┬───┬───────┐┌──┬───┬───────┐ │出欠│ 議席 │ 氏   名 ││出欠│ 議席 │ 氏   名 ││出欠│ 議席 │ 氏   名 │ ├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤ │ / │1番 │萩 本 悦 子││ / │6番 │加 藤 陽一郎││ / │11番│平 見 光 司│ ├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤ │ / │2番 │中 野 嘉 徳││ ─ │7番 │欠     番││ / │12番│織 田 隆 徳│ ├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤ │ / │3番 │舛 添 博 孝││ / │8番 │田 代 順 二││ / │13番│仲 野 新三郎│ ├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤ │ / │4番 │萩 尾 修 身││ / │9番 │仲 摩 靖 浩││  │   │       │ ├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤├──┼───┼───────┤ │ / │5番 │二 村 誠 司││ / │10番│濱 田 竜 一││  │   │       │ └──┴───┴───────┘└──┴───┴───────┘└──┴───┴───────┘             第4回遠賀町議会 6月定例会                議事日程 (第3号)                          令和2年6月5日(金)午前9時30分 開議       再    開 日程第1  一 般 質 問       散    会         令和2年第4回遠賀町議会定例会(日程第3号)                         招集年月日 令和2年6月5日(金)  ─── 再開 午前9時30分 ─── ○議長(仲野新三郎) 一同起立。礼。着席。ただ今出席議員は12名であります。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります前に、皆さまにご報告致します。  新型コロナウイルスが未だ終息を見ない中、本町においても、感染症対策独自支援策が喫緊の課題となっています。その実施方法については、どの議員もさまざまな意見や提案を持っており、本来であれば本定例会において、各議員がそれぞれに一般質問を行う予定でした。  しかしながら、現在、通常業務に加え、特別定額給付金事業や町の独自支援策早期実施に向け、休日を返上して業務を行っている職員に対し、一般質問への対応で負担をかけずに、新型コロナウイルス感染症対策業務に専念してもらおうという観点から、さらに、感染の拡大防止及び予防のために会議時間を短縮するということで、議会運営委員会において、全議員に一般質問の自粛を要請することを決定致しました。  今回の要請に対して、ご協力いただきました議員の皆さまには、感謝を申し上げます。  その上で、今回、1名の議員より、一般質問を行いたい旨の申し出があっておりますので、質問時間を30分に短縮して、一般質問を行うことと致します。 △日程第1  これより、一般質問を許します。8番議員、田代順二議員。 ◆8番議員(田代順二) 8番議員の田代順二です。議長の許可を得ましたので、日本共産党を代表して、通告順に質問致します。  1番目は、新型コロナウイルス感染症対策についてであります。  (1)の遠賀郡、中間市地域にもPCR検査センターを設置するよう県に対して要望するべきではないかと思いますが、これについてはいかがでしょうか。 ○議長(仲野新三郎) 古野町長。 ◎町長(古野修) 遠賀郡、中間市地域にもPCR検査センターを設置するよう県に要望するべきではないかとのご質問でございますが、現在、遠賀郡・中間市地域でのPCR検査は、五つの医療機関で検査が行われています。この検査体制は、宗像・遠賀保健福祉環境事務所管内において、宗像地区と比較した場合、非常に充実した環境であり、十分な機能が果たされていた状況でございます。  しかし、今後、爆発的な感染が発生した場合や、感染を疑うべき事例が増加した場合は、治療と独立したPCR検査センターは必要になってくると思われます。そこで、医師会や他市町と広域的な議論を行った上で、体制整備運営経費など、支援を含め、県に要望する必要があると考えています。  1回目の答弁と致します。 ○議長(仲野新三郎) 田代議員。 ◆8番議員(田代順二) 2番目の質問に行きます。新型コロナウイルス感染症対策町独自支援策についてです。  (1)の財源は、地方創生臨時交付金の他、財政調整基金や当初予算のうち減額できる事業費等を組み換えて捻出すべきではないのかと思いますが、その点についてお尋ねします。 ○議長(仲野新三郎) 古野町長。 ◎町長(古野修) ただ今のご質問でございますが、予算、財源の確保、当然のことだと考えています。独自支援策について最も重要視したのは、限られた財源の中でできる、困難な状況に直面されている方への最も効果的な支援策とは何かということでございます。この考えは、第一弾の支援策、そして先日発表致しました追加の第二弾支援策を決定するプロセスにおいても踏襲をしております。  しかしながら、こうした考えを踏まえて検討致しましても、国から示されました地方創生臨時交付金の第一次配分の限度額約9,100万円を4,300万円ほど上回っている状況でございます。これらを予算に計上するわけですが、当然、不足する財源につきましては、議員のご指摘の財政調整基金新型コロナウイルスの影響により事業が中止となったものに係る減額部分も考慮した上で、さまざまな工夫をしながら、先ほど申しましたけれども、予算を確保していくということについては、当然のことと考えています。  こうした状況下では歳出に目が行きがちですが、これからコロナウイルスと向き合っての行政運営は長期になるのではないかと考えています。そうした中で、町税をはじめ、各種税を財源とする各種交付金についての減収ということも頭において、運営をしていかなければならないということも視野に、今後の対策につきましても引き続き検討してまいりたいと考えています。  一回目の答弁と致します。 ○議長(仲野新三郎) 田代議員。 ◆8番議員(田代順二) (2)の質問に行きます。町民へ現金の給付をすべきではないのかというふうに思いますが、この点についてはどうでしょうか。 ○議長(仲野新三郎) 古野町長。 ◎町長(古野修) 町民へ現金の給付をすべきではないのかという質問でございますけれども、議員ご承知のとおり、事業者への支援というかたち現金給付についてはすでに行っており、町の経済を支えていただいている事業者の方々は大切な住民の一人でございます。  質問の趣旨として、全町民に対して一律、現金給付をすべきではないかということでございますれば、これまで、独自支援策を検討していく上でも、一律給付を行う自治体の動向なども気にはなっているところですが、結論から申し上げますと、全町民への一律の現金給付は、現時点では考えておりません。  と言いますのは、前の質問でもお答えをさせていただきましたが、限られた財源の中でできる、困難な状況に直面されている方への最も効果的な支援策とは何かという視点で検討してまいりましたが、多くの人たちが困難に直面している中でも、経済的にも最も大きな影響を受けている店舗や事業者への支援が急務であるというふうな判断を致したところです。  現金の給付については、皆さんがそれを使っていただければ、国全体の経済の再生につながるという視点もあるとは存じます。その一つが、特別定額給付金ということではないでしょうか。定額給付金につきましては、1日も早く皆さんのお手元に届くよう、担当職員はもとより、集中的に作業が必要な折には、先ほど議長も申されておりましたけれども、土日を返上して深夜まで全職員で対応にあたるなど、本当によく頑張ってくれると思っています。特別定額給付金は国の支援策。町の独自支援策は、地域の実情に応じた取り組みが求められており、その財源が地方創生臨時交付金でございます。いわば、国と地方の役割分担と言えるというふうに考えております。  そうしたことから、本町では第二弾の支援策として、町内の経済再生と住民の方々への生活支援という相乗効果が得られる対策の一つでありますけれども、プレミアム商品券事業の拡充や、新たにクーポン券事業の実施を決定したものでございます。  1回目の答弁と致します。 ○議長(仲野新三郎) 田代議員。 ◆8番議員(田代順二) (3)の質問に行きます。事業者に対し、家賃等固定費助成をすべきではないのかと考えますが、これについてお尋ねします。 ○議長(仲野新三郎) 古野町長。 ◎町長(古野修) 事業者に対し、家賃等固定費助成をすべきではないのかとのご質問でございますが、新型コロナウイルス感染症により、町内の事業者においても大きく影響を受けていることから、本町においては、町内事業者に対する独自政策として、二つの施策を講じております。  一つ目は、新型コロナウイルスの影響により、前年同月比の売上が20%以上50%未満減少した事業所を対象とした事業者支援金の制度、二つ目は福岡県からの休業要請に基づき、休業や時間短縮営業に協力をされた事業所を対象とした休業協力店舗支援金の制度を構築し、それぞれ一律に10万円の支援を行っております。  家賃等固定費助成をすべきじゃないのかとの質問でございますが、家賃の助成においては国において実施することが決定をしており、また本町の二つの独自支援策は、家賃分の助成も含んだ中で事業継続の支援を行っておりますので、今現在、新たに町独自で家賃等固定費を助成する考えはございません。  以上、1回目の答弁と致します。 ○議長(仲野新三郎) 田代議員。 ◆8番議員(田代順二) (4)の質問です。失業した町民を町が雇用する考えはないのか、これについてお尋ねします。 ○議長(仲野新三郎) 古野町長。 ◎町長(古野修) 失業した町民を町が雇用する考えはないのかとの質問でございますが、他の自治体では、新型コロナウイルスの感染の感染拡大の影響で失業された人を、失業者対策の一環や、感染拡大防止対策のための事務量増加に伴う人員確保の面から、会計年度任用職員として一定期間採用を試みたり、内定取り消し者の学生を採用する市町村もありますが、現時点では、町として継続的に雇用を必要とする業務等を見出しきれておりません。失業された町民の方を、町で直接雇用することは現在考えておりませんが、今後、引き続き、感染症対策を行いつつ、徐々に平常業務へ移行する中で、状況に応じて検討してまいる考えでございます。  以上、1回目の答弁と致します。 ○議長(仲野新三郎) 田代議員。 ◆8番議員(田代順二) (5)の住居を失った町民に対し、町営住宅を提供してはどうかと思いますが、この点についてはどうでしょうか。 ○議長(仲野新三郎) 古野町長。 ◎町長(古野修) 住居を失った町民に対し、町営住宅を提供してはどうかとの質問でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、業績不振を理由に解雇等されたため、現に居住している住居から退去を余儀なくされる方に対しての町営住宅を提供することなどを想定致しますが、今のところ相談はあっていない状況です。  本町では、火災等の災害により住宅を滅失した場合、公募によらず町営住宅に一時的に入居させることを可能としており、過去にも数件、火災で住宅を失った町民への仮の住居として提供したことがあります。今後、相談内容に応じてですが、同様に町営住宅を提供することを考えております。 ○議長(仲野新三郎) 田代議員。 ◆8番議員(田代順二) (6)の質問ですが、持続化給付金申請等、国や県の手続きが困難な事業者が相談、申請できる窓口を設置すべきではないのかと思います。商工会だけで十分なのか、その点をお伺いします。 ○議長(仲野新三郎) 古野町長。 ◎町長(古野修) 持続化給付金申請等、国や県の手続きが困難な事業者が相談、申請できる窓口を設置すべきではないのか。商工会だけで十分か、との質問でございますが、まず、国の持続化給付金につきましては、経済産業省において申請サポート会場を全国で順次開設している状況でございます。福岡県内では16カ所に設置されており、近隣では中間市商工会議所内に5月23日に開設されております。
     次に、福岡県の持続化緊急支援金につきましては、5月15日から県内5カ所にサポート会場が設置されており、福岡地区に2カ所、北九州地区筑豊地区筑後地区にそれぞれ1カ所ずつの申請支援窓口が開設されております。本町の事業者相談窓口北九州地区となりますが、県によりますと、感染防止を図りながら円滑な窓口運営を行うため、会場は非公表となっております。  なお、国・県いずれの窓口も完全予約制となっており、それぞれの窓口で事前に予約をして、申請手続きを行っていただく必要があるとのことです。  本町では、遠賀町商工会が、町内の事業所を対象として、国の持続化給付金及び県の持続化緊急支援金申請手続きを支援をしております。これは、本来であれば、国・県が設置すべき相談窓口の充実が図られていないことから、商工会として町内の事業者が1日でも早く給付金等を受けられるよう、独自の判断で実施しているものでございます。  ご質問の「国や県の手続きが困難な事業者が相談、申請できる窓口を設置すべきではないのか」につきましては、それぞれ国と県の事業であり、国・県において相談窓口の充実を図るべきと考えておりますので、町で窓口を設置する予定はございません。  また、「商工会だけで十分か」との質問でございますが、現在まで、商工会に相談があった案件は、すべて対応できていると報告を受けており、十分に対応いただいていると考えております。  以上、1回目の答弁と致します。 ○議長(仲野新三郎) 田代議員。 ◆8番議員(田代順二) 今の商工会には私も聞きましたけど、予約をすればそんなに待たなくても十分対応できるということのようです。それで、商工会に対しては、この持続化給付金をやってもらっていることに対して、町からの助成金というのは出す考えはあるのかどうか、お尋ねします。 ○議長(仲野新三郎) 古野町長。 ◎町長(古野修) 国・県の申請のお手伝いという部分に関しては、本町から特別、現在そういう事務費等の支出はあっておりませんが、本町の独自策の部分、先ほど申しました、休業補償の分と事業所の20%から50%の収入減の部分に関しましては、町から事務費を、商工会にお願いをしてやってもらってるというところでございます。  国・県の分に関しましては、担当課、分かりますか。どういうかたちになってるのか。じゃあ、お願いします。  済みません。担当に代わります。 ○議長(仲野新三郎) まちづくり課長。 ◎まちづくり課長大場繁雄) 国・県の申請についての商工会に対する補助的なものは、現在、行っておりません。商工会運営費補助金という中で、人件費の補助を毎年行っております。今年度、国・県の申請のサポート商工会がやっていただいてますので、当然、時間外勤務とか、そういった分が発生していると思います。その分については、来年度の人件費補助の中での反映ができると考えておりますので、それで対応致したいという考えではございます。 ○議長(仲野新三郎) 田代議員。 ◆8番議員(田代順二) (7)の質問です。生活が困窮している町民には、広報おんがやホームページを使って、生活保護を申請するよう周知するべきではないのかと考えますが、この点についてお尋ねします。 ○議長(仲野新三郎) 古野町長。 ◎町長(古野修) 「生活が困窮している町民には、広報おんがやホームページを使って、生活保護を申請するよう周知するべきではないのか」との質問でございますが、新型コロナウイルスの影響により、生活が困窮されている方々の相談については、役場の福祉人権係でお受けしております。また、水巻町に設置されています「福岡県自立相談支援事務所」の困りごと相談室(暮らし・仕事・家計)への相談のご案内を行っている場合もございます。  町民の方への周知としましては、5月23日から町のホームページ新型コロナウイルス感染症関連情報に、生活困窮に関しての相談窓口を追加掲載致しました。また、広報おんが6月25日号にも相談窓口を掲載致します。  まずは、ご相談していただき、必要であれば、生活保護の申請を行うよう助言したいというふうに考えております。  以上、1回目の答弁とします。 ○議長(仲野新三郎) 田代議員。 ◆8番議員(田代順二) 生活保護を申請するというのは、住民にとっては非常に敷居が高いわけであります。窓口で根掘り葉掘り聞かれますし、兄弟・姉妹・子どもへも連絡が行きますし、財布の中を見せてくれと言われた等、あるわけです。少しでもやはり敷居を低くするためには、生活に困窮した方には「遠慮なく、生活保護を申請してください」というメッセージを町が出すべきではないのかと、そういうふうに思います。  次に、(8)の質問に行きます。避難所での感染防止の対策については、どう考えているのかお尋ねします。 ○議長(仲野新三郎) 古野町長。 ◎町長(古野修) ただ今の質問の前に、7番目の田代議員生活保護の申請の部分に関しては、そのためにもしっかりと相談窓口という部分を開いておりますので、まずはそこに相談をしていただくということが、まず、やっていただくことなんじゃないかなということを思っておりますので、ぜひ相談窓口のほうに来ていただければというふうに思っております。  8番目の「避難所での感染防止対策はどう考えているのか」、とのご質問でございますが、北部九州も間もなく梅雨入りとなります。本町は、特に大雨や台風による内水氾濫に備えなければなりません。新型コロナ感染のリスクがあるとしても、避難所開設に至る河川の水位等による避難勧告等判断基準は変わりません。このため、避難所での感染防止対策の徹底は、最重要事項ととらえています。  避難勧告避難指示等によって避難者避難所に殺到した場合、3密を完全に避けることはできませんが、新型コロナ感染防止対策状況下で、この3密を避けるため、今、求められているものは、まず、分散避難マルチ避難)の考え方でございます。内水氾濫災害を想定した場合、海抜が一定以上高い地域では、家の2階などへ避難する垂直避難の判断、安全な場所での車中泊の選択、町外の親戚・知人宅への事前避難近隣自治体への広域避難等により、指定避難所の密をできるだけ分散させる避難のあり方を取り入れる必要があります。  その上で、町としては、避難者の避難時間を確保するため、気象や水位状況予測を的確に把握した上で、避難勧告等を早めに発令する必要があると考えています。  一方、避難所等での感染防止対策では、避難者自らが感染防止するために必要な持ち出し品の再確認、避難者健康状態チェック健康管理避難所定期消毒マスク着用の徹底、避難者間の距離の確保、発熱者等のための専用スペースの確保、また、避難者新型コロナ感染症を発症した場合の対応、避難所運営スタッフ対策知識の習得などを取り入れる必要があります。  避難所における具体的な感染症対策としては、頻繁に石鹸と水で手洗いするとともに、次亜塩素酸水酸性電解水)での消毒の徹底を図り、飛沫感染防止のためのマスク着用の徹底、避難所の出入り口・トイレ周辺食事スペースなど複数箇所への消毒液の配備による手指消毒の徹底、避難所内の十分な換気や消毒液の噴霧による、噴霧のやり方も工夫がございますけれども、空間除菌・滅菌の徹底、個人または家族ごとに2メートル程度の距離を保ち、パーテーションやテントを活用する、食事時間をずらして、密集・密接を避ける、段ボールベッドや布団等の配置は互い違いにし、飛沫感染を避ける、避難所内のルールを呼びかけるポスター等の掲示と徹底、保健師等による定期的な健康状態チェック医療関係者や保健所との連絡体制の確立、感染症の疑いがある方や発熱者等専用隔離スペースとして、学校の各教室や校舎内トイレの積極的な活用、これらに必要な備品・物品の分散備蓄の徹底など、新型コロナウイルス感染症に対応した運営マニュアルの作成と併せ、早急に取り組みを進めているところでございます。  そして、今、県のほうから、福岡県避難所運営マニュアル作成指針というかたちで、この新型コロナウイルス感染症に対応した避難所運営マニュアルというものを出されておりますので、しっかり参考にしながら、早急に本町の分を組み立てていきたいというふうに思っております。 ○議長(仲野新三郎) 田代議員。 ◆8番議員(田代順二) 分散避難ということを言われましたけども、今後、避難所を新たに設置するとか指定するとか、そういう考えというのはありますか。 ○議長(仲野新三郎) 古野町長。 ◎町長(古野修) その折に、そういう状況が必要ということであるならば、そういうことも考えていかなければならないというふうに思っております。 ○議長(仲野新三郎) 田代議員。 ◆8番議員(田代順二) 分散した場合に、当然、職員は今よりも必要になってくると、そういうふうに思うわけですが、職員が今の人員で足りるのかどうか、その点の考えについてお尋ねします。 ○議長(仲野新三郎) 古野町長。 ◎町長(古野修) 当然、マンパワーという部分では足りないというふうなことが想像できます。そのためにも、町内の各地域の自主防災組織、また、消防団、女性防火防災クラブ皆さん方ともしっかりと連携をした中で、避難所運営もやって行かなければならないのだろうというふうに思っておりますので、そういう方たちとしっかりと連携を取ったかたちで、今から、内水の部分、またいろんな分の災害についての避難所運営を確立していきたいというふうに思っております。  また、今般のコロナウイルス感染症に対しても、当然ながら、皆さんとしっかりと情報等も共有しながら、避難所運営をやって行かなければならないというふうに思っております。  当然ながら、職員だけでも、マンパワーという分では足りないというふうにはとらえております。 ○議長(仲野新三郎) 田代議員。 ◆8番議員(田代順二) 町民にも何人か意見を聞きましたが、やはり支援策では現金の給付が欲しいというのがやはり一番多いわけです。遠賀町の支援策も、県内の町村に比べて、僕、見ましたけど、決して劣ってるわけではなくて、比較すればいいほうだと思います。ただ、隣町が2万円の現金給付等しますので、やはり町民からすると「どうして遠賀町は」というふうに出るわけですが、そのあたり、一人1万円出すにしても1億9,000万円が必要になるわけですけど、ぜひ町民の要望ということで言っておきます。  それから、お米の件ですが、18歳以下の方に一人5キロ、今、配布されてる。これも非常に好評ではありますが、どうして大人にはそれがないのかという要望も出ておりますので、これも併せて町民の声ということで、意見をここで述べさせていただきまして、質問を終わります。 ○議長(仲野新三郎) 以上で、田代順二議員一般質問は終了致しました。  以上で、本日の日程は終了致しました。本日は、これにて散会致します。一同起立、礼。  ─── 散会 午前10時02分 ───...